サンタの衣装で登場し、チョコレートを配ってくれました
December 20, 2011, 14:16
以前に勤めていた会社では、開発部に所属していました。そこは、その名の通り、商品を開発する部署です。うちの会社だけかも知れませんが、開発部の人達は、一つの事に集中型の人が多いです。私はそこで事務処理を行う仕事を任されていました。納品書の処理や、部品の発注、図面の管理等々。その他としては電話対応や、お客様が来た時にはお茶出し、なども行なっていました。開発部で働いている人の中で事務職は私一人だけでした。電話はお客様から直通でかかってくきます。2コールまでに出なさいとの方針でした。しかし、電話を出ている最中に他の電話がなることもあります。しかし、ここの部署の人達は、電話は仕事ではないと思ってるのは、電話の音が聞こえているのか、一向に出る気配がありません。酷い時には鳴りっぱなしで誰も出ることもなく、切れてしまう電話もあるのです。故意に電話に出ない人もいますが、本当に電話が鳴っている事に気が付かない人もいるようなのです。そんな職場ですので、皆仕事に夢中になってしまうと、会話もしなくなります。ですから、キーボードを叩く音だけが響いているなんて事も珍しくはないのです。ある期間、とても忙しく人手が足りないので、派遣の人を臨時で雇うことになりました。1ヶ月間だけの期間限定です。現れたのは、40代程の男性の方でした。明るく物腰も柔らかい方でした。24日のクリスマスの日。定時の時間になっても皆は帰ることもなく、いつもの様に仕事をしていました。すると「メリー・クリスマス」という声が聞こえました。見ると、その派遣さんがサンタの衣装を着て、立っているのです。しかもそのサンタの衣装は自前だとの事。毎年クリスマスにはサンタの衣装を着て働いている職場に現れるのだそうです。そして、皆に小さなチョコレートを1つずつ配ってくれました。それから、「今日は飲み会があるので帰ります」と言って帰って行きました。そういう人っていいですよね。